2015年11月15日日曜日

全体の圧力とエントリーの形しか見ていない。+10pips取れるかどうかの判断をしていない。

全体の圧力とエントリーの形しか見ていない。+10pips取れるかどうかの判断をしていない。

本末転倒だ。
一番重要なのは一瞬でストレスなく+10pips取ることだ。




「それ本当に+10pips取れるの?」
誰かが囁いた。

初めての質問だった。
いや、以前にも聞いた事があったかもしれない。

とにかくシンプルで具体的だった。
質問に力があった。

もちろん過去にも、もう一人の自分からのささやきはたくさん聴いてきた。

そのほとんどは、
「そこで本当にエントリーしていいの?」
だった。

抽象的だった。
力が無かった。

ここ最近は、
「指標なしのランチタイムだけど、エントリーしていいの?」

とか

「ボラないよ!そんな時に高値や安値のブレイクはダメだよ!形に騙されんなよ!」

「大きな指標前だよ?大丈夫?」

「まともなスクイズないよ!飛びつくなよ!」

「節目に対して試しがないよ!焦んなよ!」

などと、昔よりはマシになってきた。

しかし、

「+10pipsとれるの?」

と言う質問はより具体的で力を感じる。

もう一つ付け加えれば、

「5分以内に+10pips取れるの?」

の方が更にいいかもしれない。




エントリーの瀬戸際はいつも天使と悪魔が囁いてくる。

しかし、エントリー後の決着が着くまでは、どちらが天使でどちらが悪魔か区別がつかない。

勝率は結果論として、自分の判断が揺るぎない時は、天使も悪魔もいない。そこに居るのは自分だけ。

ただただ、1pipsのブレイクを息を潜めて待つ。呼吸も自然と浅くなる。

正にスナイパーの様だ。
いや、野生動物のチーターが正に獲物に飛びかかる寸前で腰を下ろしたシーンかもしれない。

乗り遅れまいと、周りの音も聞こえないくらい集中する。逆に誤ってフライングエントリーしないかどうかの方が心配なくらいだ。



本当は天使と悪魔が囁いてる時点でダメなのかもしれない。自分は迷っている。
市場はどうだろうか?きっと迷っていることだろう。コンセンサスは取れていない事だろう。トレード中の人は浅瀬でサメと戯れているかもしれない。


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