2015年10月29日木曜日

アグレッシブトレーダー(積極的なエントリーを好むトレーダー)を陥れる罠。

最悪の時期を避けることは、最高の時期をものにすることに比べてより利益に貢献する。
オリバーベレスとグレップカプラの名著「デイトレード」より

これを本当に痛感する。

全体の圧力を見てエントリーする場合、積極的トレーダーは、たまたま方向性のはっきりしたトレンドにうまく乗ることが出来ると大きな利益を上げることが出来る。
時には何度も同じ方向(何度もロング、何度もショート)にエントリーを繰り返し、3歩進んで2歩下がったとしても、利益は積みあがる。こつこつ利益が上がってくるので、天井を試すまでとことん追いかける。


しかし、これとは逆にキリのいい数字(50レベル/1.105や00レベル/1.11)などでレンジが長く続くような環境でこれをやってしまうと、どうなるか? その逆にエントリーすればするだけ何連敗でもすることになる。


私はこれを痛い程何度も経験してきた、そして得た結果はいわゆるコツコツドカンで、それまで貯めてきた利益を全て吐き出し、それどころかそれに続いて大きな損失出してしまうことになる。


良く考えればものすごく簡単なこと。ここで質問です。トレンドの時と、レンジの時、相場はどちらの時間が長いでしょうか?

答えは下へ↓スクロール






















絶対そうかどうかはわからないが、ほとんどの人は「トレンドより、レンジの時間の方が長いに決まってるだろ!」という事でしょう。fxや投資本、ネット上でも見解はだいたい同じではないかと思います。

という事は、積極的にエントリーを繰り返すと、トレンドで利益を積み重ねる機会よりも、ドローダウンをする機会の方が多いことになる。

簡単なことだけど、損失を重ねメンタルが崩壊し、投げやりなエントリーやリベンジトレードを行うドツボにはまるのだ、ということで最近の私の状況がこれです。

ここで冒頭の名言に戻ります。

つまりは、

最悪の時期を避けることは、最高の時期をものにすることに比べてより利益に貢献する。

と言うことなのです。

最高の時期のつもりで相場を見誤ると、気付けば最悪の時期にいたりするのである。

最高の時期の記憶は非常に危険で、常に最悪の時期を想定して行動すべきである。

指標で一方方向に順調にビルドアップしながら進むときや、
連日ボラが高い時は継続エントリーを狙ってもいいと思いますが、滅多にないよねそんな環境は。だから継続エントリーはしないで、レンジからの第1波か良くて第2波までがお勧めですね。


今日の教科書はこれです!

評価やレビューを見ても納得の一冊です。







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